2018年9月22日、23日に福岡で開催された第23回ペインリハビリテーション学会学術大会に参加してきました。
「新たなステージへの挑戦 -慢性疼痛の予防戦略-」というテーマで、様々な先生方の話を聞くことができ大変勉強になりました。
クリニックに来られる患者さんは、少なからず身体のどこかに痛みがある方ばかりだと思います。
この痛み、特に長期間にわたり、鈍い痛みが続いているような慢性痛をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
今回の学術大会の至る所で聞かれた話として、「慢性痛の治療の第一選択は運動療法、運動習慣である!」といったものがあります。
動くと痛くなるのでは?といった思い込みや、痛みへの不安、不安による過度な安静が逆に痛みを長引かせている原因であるというものです。
慢性痛をお持ちの方に過度な安静は必要なく、少しずつ動くことを覚え、そうすることで不安が軽減し、痛みと向き合えるようにしていくことが大切です。
目標は痛みをゼロにするのではなく、痛みを受け入れ、痛みがあっても生活の質を拡大させることです!
痛みがあるけど、実際にどのような運動をしたらいいの?家でできる運動は?運動習慣をつけたいけど、何から始めたらいいの?と少しでも興味を持ってもらえた方は、いつでもご相談ください!
理学療法士 主任
栗田真悟