院長紹介
経歴
2001年 |
川崎医科大学 医学部 卒業 |
大阪市立大学附属病院 整形外科 |
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2002年 |
大阪府立千里救命救急センター 救急科 |
2003年 |
大阪社会医療センター 整形外科 |
関西労災病院 リハビリテーション科 |
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2007年 |
辻外科リハビリテーション病院 |
2011年 |
たつえクリニック 整形外科・リハビリテーション科 開院 |
資格
●日本整形外科学会専門医
●日本整形外科学会認定リウマチ医
●身体障害者福祉法指定医
●日本リハビリテーション医学会専門医
●義肢装具等適合判定医師
●義肢装具等適合判定医師
患者さまの生活のあり方を理解し、
最適なリハビリを一緒に考えていきたい。
たつえクリニックの特徴は、術前・術後・後遺症をお持ちの患者さまでも、
病院と変わらない本格的なリハビリと、一人ひとりの患者さまへの温かいおもてなしの心を持った、患者さまにとって安心できる医療を提供できる点にあります。
リハビリに関しては、患者さまに押し付ける形ではなく、患者さまの状態と気持ちに配慮し、納得がいくリハビリの提供を心掛けています。
現在行われるリハビリではリハビリに日数制限が適応されてしまいます。
そのためリハビリが十分でないまま退院させられてしまうこともあります。
せっかく回復してきていた機能も、リハビリを実施する環境がなければ、また低下していってしまいます。
当院では“退院後、リハビリをしたいがする場所がない”といった悩みを持たれている患者さまやご家族が、安心してリハビリができるクリニックを目指しています。
また、リハビリのほかにも整形外科疾患や、一般外傷、リウマチやペインクリニック(痛みの治療)、内科の診療も実施しておりますのでお気軽にご相談下さい。
医師を志したきっかけと生い立ち
私の父は内科の医師として、現在も住吉区で診療しています。 幼いころから、地域の患者さまに信頼され、愛されている父の背中を見て育ってきたため、自分が医師を志したのもそういった父の影響が大きいように思います。
父と違い内科ではなく整形外科医の道を選んだのは、私はもともと細かい作業が好きだったということと、患者さま自身が良くなったことを実感できる整形外科の方が性に合っていたからです。
ただ、だからといって整形外科という領域しか診ることができない医師になることには違和感がありました。これは父が内科であり、自分は外科系であったということで広い視野を持てていたからこそ余計に違和感があったのだと思います。
“ホームドクター”として、自分の専門領域だけではなく患者さまの健康を生涯管理していけるパートナーになりたいという想いがあります。そういう意味でリハビリはまさに患者さまのことを整形外科という視点だけではなくより広い視点で診れなければいけない科だと感じています。
開業を決意したきっかけ
勤務医時代、患者さまの家に訪問する機会がありました。
それまで私は、来た家があるのであれば帰る家もあるだろうと単純に考えていました。
しかし、その時訪問した患者さまの家は、到底退院しても、その患者さまが生活していけるような環境ではありませんでした。
そういった現実を目の当たりにし、「帰る家がこういった環境なのだと、問題にもっと早く気づいていれば、今まで行っていたリハビリと平行してもっと他のことができたんじゃないか」と考えるようになりました。
病院から退院していく患者さまにとって他にも問題はあります。 現在では十分なリハビリができないまま退院していきます。そういった患者さまが退院後リハビリをしていける場所や受け入れる施設が本当にありませんでした。 こういった現実に憤りを感じ、自分自身がそういった患者さまの受け入れ先とならなければいけないと思うようになりました。
“患者さまが退院した後も安心して本格的なリハビリをしていくことができる場所をつくる”これが私がたつえクリニックを開業した大きな理由です。
将来のビジョン
私には将来、クリニックとは別の部分で実現したいことがあります。
それは、“身障者が健常者と同じように働ける環境をつくる” ということです。
私が日々感じていることは、身障者の方が持っているエネルギーは健常者の人とは比較にならないほど強いものであるということです。 自分が不自由なく動けることを当たり前と感じ、力を十分に発揮しないまま日常を過ごしていたことを痛感し、恥ずかしくさえ思えてきます。
身障者の方々が、存分にそのパワーを発揮できるような環境をつくることができれば、どれだけ素晴らしいことだろうと思っています。
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